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2015/11/19 / masahif

ツール・ド・おきなわ (2015/11/8)

12回目のツール・ド・おきなわ

1週間前まで66kg台だった体重は、ちょっと無理目に調整をして63.5kgに。
パワーメーターはパイオニアの現行モデルを使用。WKO4のmFTPは274W。昨年、一昨年よりも低いけど、そんなにパフォーマンスが悪い気はしていなかったのでヨシとした。

夜は、チェーンを一コマづつ磨いてからセルフマッサージを飽きるまで。今年のビールはヒューガルデンホワイト×2。

## レース直前 ##

7時半までホテルでゴロゴロしてから出発、出走票を入れたら与那の登り口までアップへ行く。
やることは毎年同じで動きの確認、ハイケイデンスでも脚の動きが破綻しないことを確認してみる。
思ったよりも右脚が動かないけど、レース中に調整できる範囲だろうなあ。

スタート前でも直射日光がキツかったので日陰で経口補水液飲みながらのんびりと。シードはありがたい。


## スタート〜2回目の与那 ##

アクアタマの高くんが飛び出していく。与那の入口手前のトンネルまでは、先頭10番手位内をキープし続けるように動く。竹芝の藤澤くんの後ろがいい風よけになってる。ありがたや。

今年は、自分でも驚くぐらいにポジションの維持が楽。数年前と比べても何の労もなく集団内を移動できている。あらためて、ロードレースって経験が重要なんだなあと…
トンネル内で怒号を飛ばしながら慌てている人たちも、今よりも上手く走れる日が来ますからね。ちゃんと集団走行の練習しましょうね。

トンネル抜けるぐらいで飛び出し、試走で確認しておいたラインをノンブレーキで突っ込んでいく。後ろには申し訳ないけど、こういったちょっとした動きが市民レーサーにはジャブなのよね。

かなりスローなペースで6.6kmのピーク地点を通過、そこからKOM狙いの選手にくっついて2番手でKOM手前100mへ。ここからまくれるほどの脚もないので山岳賞狙いはやめ、フロントをインナーに…ってチェーン落としたorz

 

集団の最後尾が通過するまでにはハメられたので結果オーライ、先頭付近にいればそれだけ余裕ができる。

6.6kmピーク地点まで17:58 282W、2012年は16:28、2014でも17:13だったので年々遅くなっている。

下りで補給所までには先頭付近へ移動できたけど、ラインが自由な人が多すぎて怖かった。

奥に向かう途中でチャンピオンシステムの藤原選手が単独アタック、脚の様子からしても逃げきれる感じじゃないので放置、しかし突然現れたアンカーの飯島さん(元オリンピック選手ですよ!)がかっ飛んでいったので、それに飛び乗る。本日の最大出力1020Wをマーク。

まさひふ:行く気です?
飯島さん:いやー1回ぐらいは先頭でようと思ってさ〜

マジか…

藤原選手に追いついたあたりでペース落として集団復帰。

そこからも安全のために先頭付近で下るようにしていたら、再び藤原選手がアタック!
「(あースプリントポイントかー、ちょい差しでいただくか)」なんて思って、再び飛び乗る。

残り1kmの看板を過ぎたあたりで後ろとは十分な差、これはもらえる!と思ったらLink TOHOKUの大尉が来た。
そのまま三人で微妙な牽制しながらスプリントポイントへと向かうけど、スプリントポイント???どこ???場所が分からないまま、三人ともやめる…
気がついたら、それっぽいラインを大尉が先頭で通過という笑

「スプリント賞狙うと、奥の登りはツライ」
これを来年の自分へのメモとして残したいと思います。

海岸線では、なぜか先頭を引いてくれる人が次から次へとあらわれる不思議。
ローテで順番がくれば前に出るけど、自分は思いっきりスピード落とす。
集団1つしかないしペースあげる義理なんて一切ないんだけど、みんな何狙いなんでしょう?
集団の速度を落とさないようにしてアタック防いでるのかな?むしろ自分はアタック大歓迎なんだけど。

2回目の与那が近づいてきたので、脚使わないようにして先頭へ。
昔、ここでイン側にいた選手が膨らんできてガードレース乗り越えて川に落ちそうになったことあるんですよね。リスク回避のための行動です。


## 2回目の普久川ダム〜学校の登り ##

今年は暑かったせいかな?1本目よりは速いものの緩いペースで進行。
大尉あたりがペースを上げたがっているみたいだけど、同調するほどの脚もないし、ここは自分の勝負する区間じゃないので周りのペースに合わせるのみ。
常に先頭が確認できる位置で登っていく。

6.6km地点が近づいてくると、なぜか全体のペースが下がってくるので前へ移動。こういうところが重要なんだけどねー
一人逃げてるみたいだけど、まあ問題ない範囲でしょう。

6.6km地点まで 17:40 277W

KOMをすぎて前の方で下る。この後の補給所がクセモノで、ボトルを求めて右へ左へと突然動く人がいるから中途半端な位置だと危ないんですよね。

補給食として、小さめの塩にぎり(ぬちまーす使用)と、梅丹・サイクルチャージ+ぬちまーす、サイクルチャージ・カフェインプラス200+ぬちまーすをそれぞれ150mlのソフトフラスクに入れてきた。

このあたりで全体の半分を過ぎているのだが、それに合わせて補給食も塩にぎり完食、1本目のソフトフラスクも概ね飲みきったので補給は成功。

ということで、内容の分からないスポーツドリンクを摂るよりは、かけ水にも出来る水のボトルを2本ゲット。残っていた水は頭と両腿にかけてから捨てた。

70号のT字路を右折、しかしペースが上がらない。先頭を見ると大柄の外国人選手が蓋してるみたいだ。
後ろを見ると50人以上はいるじゃない?「(少しでも減らしたいなあ)」

とりあえずアタック!

後ろが一列棒状になるまでスピードを上げていく… と反応してくるのは、チームメイトのヤスさん、竹芝のATS、イナーメの永瀬くん、LinkTohokuの大尉、優勝したオーベストの横塚選手、アクアタマの鈴木選手と、みんな有力どころと言われてた人ばかり。分かってるなあ…

そのままの勢いで学校の登りへ突入、このまま逃げになれば最高だけど、そうでなくても後ろが少しでも脚を使っていたなら、それでオッケー

最初の勝負所、学校の登りは6:06 292W、去年は6:02。140kmならこんなもんでしょ。

途中でチームメイトのヤギがいた。めっちゃ驚いた。やるじゃん。

 


## レーススタート! ##

パレード区間も終わり、ここからレーススタート。

登って振り返ると、ゆうに50人以上はいるだろうか?
こんなのはじめてで、どうしたものか…
いずれにしても今年のレースエントリー数は過去最高だったんじゃないだろうか。

とりあえず、ヤスさんにヤギがいることを報告しにいく。
ヤスさんも、そんなワケないだろうって感じで確認しにいってた。

集団が大きいと全く違うわあ。踏まなくても進んでいく、めっちゃ楽(笑

ここからの35km、昨年と今年で同じタイムだったけど
2014 203W、2015 161W
と内容が全く違う。

ここで焦ってもただ消耗するだけ。
例によって、ローテの順番が来れば前には出るけど先頭に出てもペース落とすぐらいの気持ちで。

小さな登りのたびに微妙にペースをあげる選手がいたけど、何したかったんだろう?
行くならゴール目指して飛び出さないと。

それにしても今年は走りやすいなあと思ったら100kmがいなかった。100kmの人には申し訳ないけどレースに集中できるし本当にありがたかった。

慶佐次の補給所が近づいてくる。
水は予定どおりにほぼ飲みきった。
残りは1本でもいけるかもしれないが、念のため2本は欲しい。

ここの補給所がクセモノで、普久川と違い左にしかいないんですよね。
側溝の蓋の上を走って前にいる選手の左側を取る。
位置取りの悪かった選手は後ろへ、後ろへと…

ボトル2本取ったら、すぐにペースアップする。昨年優勝した選手はここでのアタックを決めました。
それだけアタックが決まりやすい場所でもあるので、油断しちゃいけない。
ここで少しだけ集団は小さくなったみたい。

次の有銘の登りは微妙な長さ、集団が大きいと下りや平地で踏む必要ないから、みんな脚残ってるのよね。
このあたりから例年になく速い。
2012 4:58、2014 5:06、2015 4:44

去年はこのあたりの下りで前の選手にくっついてコースアウトしてしまった。例によってリスク回避で下りでは先頭に出る。先頭に出るときはラインをずらして人とは違うライン、リズムで下る。
ちょっとした嫌がらせ。

次の登りも速い。
2012 3:48、2014 3:54、2015 3:38

そもそも、周りの選手よりもパワーでは劣っているので、力勝負になると分が悪いなあ。

カヌチャへの登りで中大の丸山選手が逃げた。
「うーん」と思ったけど放置、結局吸収された。
この区間も、210kmで優勝した高岡選手と同じぐらいのタイム。

ここから羽地ダムへの平地で、牽制気味になる。その間をついてFast Laneのステファノが単独先行。
ステファノは、TTではポールと同レベルの速さなので、一人で踏んだら行ってしまうかも。
どうしよう?一発踏めば追いつくんだけど…なんて迷ってる時間があったら行けばよかった。
優柔不断…

とはいえ、まだ追いつかない距離じゃない。

集団は40人ほどで最後の勝負どころ、羽地ダムへと向かっていく…


 

## 羽地ダム〜ゴール ##

と、ここまで引っ張ってなんだけど、ここで切れることは分かっていた。
140kmの場合、ここはトンネルを曲がった最初のピークまでを4:30ぐらいで登ることが期待される。
自分の場合であれば340Wぐらい。
ところが、金曜日に一人で登ってみたら4:56 318Wだった。

5分未満が弱いのはPower Duration Curveなどからも知っていたのだけど、いかんせん沖縄に向けての練習を開始した9月からの2ヶ月では、その領域のトレーニングまでは間に合わなかったのです。

Screen Shot 2015-11-19 at 1.05.42 AM

5分以上はいいんだけど…

ここまでの間、それなりに人数を減らす動きをしてきたものの思うように減らせなかった。

あるいは、この登りでペースが上がり切らないように周りの脚を削るべきだったが、そこまでできなかった。

登りはじめて1分もたたないうちにズルズルと離れ、次々に抜かれていく。

先行したのは20人ぐらいだろうか。

5:08 287W
5分未満は弱い。逆に言うと5分以上はさほどでもない。

1段目を登る途中でBIKE TOWN石村選手(14位)をパス、さらにその先でユーロード林選手(16位)、片山選手(13位)、Elnino佐藤選手(12位)、ヤーボー内田選手(15位)、なるしましばぞー選手(17位)をパス。
とはいえ、まだ千切る感じじゃなくて集団を形成するような感じで。

少し先で追いついてきたシマノドリンキングの田代選手(20位)がアタック、そこに飛び乗る形で二人で出るが、橋を渡ると、残りの5人も活性化して7人の集団に。
さらにピークを過ぎたところでスペードエース片山選手(10位)を吸収、集団はどんどん大きくなっていく。

ここから登りの最後にあるトンネルへ、ここで自分に分があることは分かっていた。
今年から使っている999.9のアイウェアは環境の変化への対応が早い、トレーナーを務めるレモネード・ベルーマーレに供給していただいたものだけど、かなり気に入って使っている。トンネルに入った直後でもしっかり見えるので、先頭でトンネルに入り、踏み倒す。抜けたところで1,2秒のリードか。

下りに入っても、さらに踏む。途中で抜いていったニュートラルサポートとCOMカーを抜き返す。
下りきったあたりで10秒弱のリードを作ったのだけど、ここから交差点までも長い…
途中で抜いたファンサイクル西山選手(8位)、が一緒に来てくれないかと思ったけどスルーされた。
交差点を曲がったところで竹芝のATS(22位)をパス。顔が死んでたので見なかったことに…

ということで、諦めて一人で踏みはじめたけど、さっきまで踏む気なさそうだった後ろもペースアップして追いかけてくる。
2,3人だけ来てくれないかなあと、少し緩めていたけど後ろは集団ですな。無念。

前方には、2人のグループが2つとヤスさんが見える。とりあえずあそこまでは吸収したいので必至で踏む。すぐにHEART BEAT稲津選手(19位)やWAPPA鈴木選手(18位)、鹿屋大学松井選手(9位)を吸収。

バイクが先頭との差を教えてくれる、1分10秒。前に追いつくのは絶望的かあ…
せめて昨年並の8位を目標に変更、つまり集団の先頭。

イオン坂でWAPPA鈴木選手がアタックしてるけど、走りにキレがないのでスルー、まあ追いつくだろうなというのが1つ。それとすぐ前にヤスさんが見えたから。
しかしヤスさんも余力がないようで、イオン坂の下りでヤスさん吸収

残り3kmで鈴木選手を吸収して第二集団は振り出しに。

鹿屋松井選手他、何回か飛び出しを試みる選手がいるものの、ヤスさんの引きが強くて全部吸収。これはスプリント勝負か。
自分はアタックに反応する脚が残ってるし、ここまできたら一か八かスプリント勝負をするしかない。
見るからにスプリント力ありそうなのは松井選手。この番手を取るのが確率は高そうだけど、ここは集団をリードしている、ヤスさんと二人での勝負にかけることにした。

宮里の交差点をすぎてヤスさんにリードアウトをお願い「残り200mまでひいて!」ヤスさんも頑張って速度をあげてくれてるけど、やはりキツイ… 残り300を過ぎたところで何人かがスプリント開始!
ここから踏んでも行ききれないのは分かってるけど、行かないわけにもいかず…

判断が鈍かった…

少し遅れてスプリント開始!
最後、スペードエース片山選手にわずか届かず第2集団4位orz

結果11位(333人出走209人完走) データ(Strava

順位だけ見れば昨年よりも悪いんだけど、同じように羽地ダムで遅れた2012年は先頭から2:17遅れ、2014年は2位集団から3分遅れ。
今年は1:21遅れと千切れてからもしっかり踏み続けられたし、何しろそこからの8位集団は自分が大半をリードしてきたと思う。
内容としては過去最高じゃないかなあ。

ということで、〆はコレで!(昨年のコピペ)

来年は万全の体制で、優勝を目指してレースをしたい。

 


 

## 機材 ##

フレーム: Swift Carbon ULTRAVOX TI M
ホイール: Mavic KSYRIUM SLR
タイヤ: Continental ATTACK/FORCE (7.5/7.5bar)
サドル: selle SMP EVOLUTION
クランク: パイオニア SGY-PM910H2(52/36) 172.5mm
ペダル: Mavic Zxellium Pro SL
レバー: Campagnolo Chorus
FD: Campagnolo Chorus
RD: Campagnolo Chorus
ブレーキアーチ: シマノ BR-7900
ジャージ:サンボルト オーダーサイクルジャージ
アイウェア:999.9(フォーナインズ) F-10SP

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