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2014/07/07 / masahif

BG FIT見学

最強アマチュアライダーとして有名なRoppongiExpress、イナーメ信濃山形 高岡選手のフィッティングを見学させていただきました。

高岡選手のレポートはこちら → http://roppongiexpress.bikejournal.jp/?p=281

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高岡選手はIronman Japanのリレーカテゴリでバイクパートを担当し、最速記録に挑戦するために、SpecializedのSHIVを選択するそうです。

SHIVにはUCIレース規格に準拠したS-WORKS SHIV TTもありますが、トライアスロン用のSHIVはそういった制限にとらわれることなく、エアロフォルムの追求やロングの単独走に対応するべくハイドレーションシステム、大容量の補給システムなどの工夫がされています。

SHIV TT

SHIV TT

 

またロードレースに関してもシーズン後半は新型のS-Works Tarmacを選択されるとのこと。SL4までは56サイズをベースに各サイズを作っていたようですが、New Tarmacではそれぞれのサイズに合わせた剛性コントロールが行われいるそうです。

というか、そんなの関係なくSL4は十分に走りました。New Tarmacも悪いわけがない。うらやましい〜

BODY GEOMETRY FIT(BG FIT)、BIKEFITなどでの経験を積んできたAndy Pruitt博士の理論をベースに開発されたフィッティング方式です。

BODY GEOMETRY FIT

http://www.specialized.com/us/en/hub/bgfit

Andy博士の著書を読むと「人間を変えるのは難しいがバイクを変えるのは簡単だ」とあります。今までにプロをはじめとした多くの選手をみさせていただいていますが、全く左右差がない選手は見たことがありません。私は、そういった部分を改善するためのトレーニングを提案させていただいているのですが、今日明日で解決するものではなく、ある程度の時間を必要とします。

そういう点から考えてもAndy博士の考え方には納得出来る部分も多くあります。
(ちなみに私のフィッティングはトレーニングなので、積極的に人間を変えます)

Dr.Andy Pruitt – A Brief History

http://static.specialized.com/media/pdf/Pruitt.pdf

基本的なフィッティングの流れはリンク先にある通りで、

 

– ライダーへの質問 –

怪我の経歴やどういった目的でフィッティングを受けるのか?等々

 

– 柔軟性のテスト –

フィッターの目や経験が問われるところです。今回、担当された渡辺さんはアメリカ本社で研修を受けられた方で、日本のBG FITの総責任者だそうです。するどい視点で高岡選手の特徴を確認していました。

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– フィッティング –

実際にバイクにのってフィッティングを行ないます。TTバイクの場合はRetulのMuveを利用していました。

渡辺さんが終始おっしゃっていたのは「決して何かを押し付けるものではない」ということです。ライダーとのコミュニケーションを大切にしながら、より快適でパワーの出るポジションを模索するために、サドル位置だけでなくサドルそのもの、ハンドルの種類などを提案されていました。

このあたりは、パーツを合わせて提供しているスペシャライズならではですね。BG FITを受けるのであれば、こういったパーツを豊富に用意できているショップがよいのではないでしょうか?

– 確認作業 –

Retulを使って、今回のフィッティング内容を確認します。
3Dスキャンしたデータだけでなく、前後左右のビデオも同時に撮影しているため、ライダーは多くのインフォメーションから自分の状態を確認することができます。今後はスペシャライズドが買収したRetulなども、よりBG FITへと統合されていくのだそうです。

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私は自転車を乗りこなしていくためには、柔軟性の向上や必要な筋力の強化、バランス感覚の向上などはかかせないと考えています。

しかし、そういった能力が鍛えられないと自転車に乗れないのか?と言えばそういうわけでもありません。その時点で持っている能力を最大限に引き出していこうというBG FITは自転車を楽しむという点においては重要ですね。

この点に関して高岡選手のブログの中に鋭い一言が書いてありました。「決して押し付けではないしベストの解を出す場でもない。ベターに向かう、もしくは間違っていない出発点を見つける」

フィッティングはゴール地点ではなくスタート地点です。その時点での自分自身をより深く知り、次のステップへの第一歩として考えてもらうべきではと思います。BG FITではフォローフィットも提供されているそうですが、なかなか戻ってくる人は少ないそうです。このあたりはフィッティングを受ける側の意識も変えていく必要がありそうです。

まずはどのレベルのライダーにも一度は受けて欲しいですね。そこで左右差や動き、フォームの改善を行ないたくなったらぜひ私のトレーニングも…で、そうなるとポジションが変わりますので、最適な機材を探すために、またBG FITへ…みたいなw

今回は渡辺フィッターとも意見交換をさせていただき貴重な機会となりました。ありがとうございました。

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